医者モデル

医者モデルは原因追及と仮説検証についてのいいメタファーで分かりやすい。

医療も仮説検証

  • 医者は仮説を立てて検証する、医療行為も仮説検証
  • 原因が明らかなら打ち手を決めて観察だし、分からないなら検査に入る

ペイン

  • 基本的にペインドリブン
  • 問題があったら行動するし、患者はイシューがある

エキスパート

  • 内科・外科と分かれて、それぞれに脳外科とか専門がいる
  • どうようにエキスパートにお願いするべきだし、エキスパートが仮説を立てた方がいい
  • 専門医以外なら時間の無駄
  • それでも一人には頼らず、セカンドオピニオンはするべき

医者は仮説設定に時間を掛けない

  • 医者は病状を聞いて、検査して速判断する
  • つまり、あれやこれやと悩まない
  • つまり、時間は掛けない
  • 1h ぐらいでで仮説を立てて検証する
  • その上で仮説の検証を行い修正する

各個撃破 vs. 一斉撃破

  • 問題が複数ある時、各個撃破か一斉撃破かの問題が来る
  • どちらがいいのか?結論は原因による
  • 原因が一つならそれに対処して一斉撃破が可能
  • 原因が複数ならそれぞれ各個撃破する必要がある
  • 熱が出て、咳があり、頭が痛い時に、原因が風邪のウイルスなら抗生剤で一網打尽
  • 階段でコケて、足や腕や頭に外傷を負ったら、それぞれ対処する必要がある

内傷 vs. 外傷

  • 外傷は見える形の問題なので何が起こったかが分かりやすい
  • 内傷は見えないので往々にして検査が必要
  • 氷山モデルのようなもの

現代社会の殆どの病気の根本原因は「脳」

  • 生活習慣病、ダイエット、文明病でもある
  • だが、病気でも薬で治る場合もあるし、50%か環境でも 50%は自己だと思う
  • 特に、生活習慣病の原因は「律」、律することができるかできないかの違い
  • もしくはマインドセット。考え方が間違っている。脳が生み出した病気と言っても過言じゃない
  • 脳を使って未病にするのも大事
  • 別の言い方をするとメンタルモデル、inductive bias

未病の時に行動するのが大切

  • 健康と病気の間には未病がある
  • 未病の時に早く気づいて行動して健康体にするのが大切
  • 自覚症状があったり、健康診断で問題ありになった時

おかしい医者

  • 子供が腹が痛いと言ってきた
  • 原因を調査せずに腹痛の薬を出した
  • 実は異物を飲み込んでいたのであった