抽象的な概念に本質がある

slave。 奴隷。

具体は抽象の奴隷。 なぜなら、具体は抽象に依存しているから。 次の関係が成り立つ。

抽象:具体 = 1:N

また、具体は抽象の一般化したもの。 シンプルは複雑を抽象化したもの。

プログラムのコードも同じ。

ビジネスの観点からだと、需要が一番抽象度が高い。 次のような感じ。

需要 > ビジネスオーナー > PO > PM > 設計者 > プログラマー

仕組みの観点からだと、数学が一番抽象度が高い。 次のような感じ。

数学 > アルゴ > FW > プログラム

なので、フォーマットとかコードの書き方は正直どうてもいい枝葉の話。 アルゴが変わったり、需要が変わると、すぐ破棄されるサンプルに過ぎない。 根幹はビジネスの需要や、数学や統計の概念。

別の言い方をすると存在の理由、パーパスといってもいいかもしれない。 戦争で負けた奴隷も主人がいなかったら殺されていたかもしれない。

具体的な所ではどんなにうまいことをしても、抽象概念の奴隷である。 抽象概念の1サンプルにしか過ぎない。 抽象概念は沢山のサンプルを一般化したもの。 サンプル=事象、現象。

どんなにうまく大砲を撃てる兵士がいても、 ナポレオンのように軌道の計算をできる指揮官には敵わない。

本質を掴むと言ってもいいかもしれない。

ref

  • https://www.conceptualthink.com/single-post/2016/03/22/%E3%80%8C%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%97%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E6%80%9D%E8%80%83%E3%80%8D%E8%AC%9B%E7%BE%A913-%E6%8A%BD%E8%B1%A1%E3%81%A8%E5%85%B7%E4%BD%93